運転大好きムク男です。
だいぶ時間があいてしまいましたが、車中泊用のベッドを作ろう二回目の土台編です。
今日は説明モードなのでいつもより真面目に書きますよ!
まず土台のマテリアルは矢崎化工のイレクターというDIY用パイプを使っています。
大きめのホームセンターならたいてい取り扱っていると思われるので、旅先で急にベッドが作りたいという状況に追い込まれてもなんとかなります。
イレクターはパイプとそれを接続するジョイント部品が豊富に揃っているため、DIYで棚とかラックとか(要は棚です)を簡単に作れます。車中泊のフレームとしてもポピュラーだと思います。
また、パイプはプラスチックで覆われた空洞の鉄パイプなんですが、専用のカッターがあるため好みの長さに簡単に切断できます。
専用の接着剤もあるのでジョイントとパイプを完全に固定できます。
そして構造を考えて組めば人が乗っても全く問題ないくらいの強度がだせます。
それからどういう土台(フレーム)が必要になるのか?車の使い方も踏まえて構想を練ります。
我が家の場合、移動時は家族三人が一列目と二列目のシートに分かれて乗ります。このため移動中は三列目は使いません。
ただし車中泊で帰省の場合は帰省先で両親と一緒に移動することも想定して、三列目シートを外すことはできません。
ならばと、ベッド部分のシートをフルフラットにしてその上にフレームを組むことにしました。
(フルフラットの上にフレームを組むと天井高が気になりますが、幸い我が家のデリカスペースギアはハイルーフを選んでいたため、フレームを組んだ上に座っても頭が天井に当たらないくらいの高さになりました。標準ルーフの場合は少しかがむようになってしまうと思います。)
そして、移動中に邪魔にならないよう、すべてのフレームをバラバラにできるように作ることにしました。
ばらすとコンパクトになるうえ、今すぐ死んだ方がマシなくらい憂鬱な雨の日に、車から一度も出ずにベッドを組み立てられます。とにかく雨の日に外に出るのがめんどくさいので、作るのが多少手間が増えても細かく構造を検討しました。
フレームを組み立てるときの簡便性を考えて、一列目はベッドには使いません。
二列目と三列目をフルフラットにしてその上にフレームを組みます。
家族だけで移動中は三列目はフレームとマットを組んだままでこの上を荷物置き場として使います。
実際にはどんな感じなのか?
写真を見ながら説明します。
まずは3列目をフラットにします。この上にフレームを組んでいきます。
実際に作ったときには自分にしか分からないような超テキトーな図を書いたりして現物合わせで場当たり的に作っていったので、組み方を言葉で説明しようとしてなかなかうまく書けずにいたのですが、それを見かねた奥さんが図解イラストを作ってくれました。今だけいつも感謝です!
三列目部分のフレームはこうなっています。
三列目は図のように左右に分かれています。
右側フレームは素直に四本足で組んでいけば簡単です。
左側フレームの左後ろにはちょうどあつらえたようにイレクターのパイプ1本分が入るスペースが空いています。さすが三菱。ここに垂直パイプを突き刺して、そこから左前に向かって前後方向のパイプを通します。左前の部分はタイヤハウスと三列目シートの土台があり、さらに二列目シートにも干渉するため、やむなく少しだけ外側にオフセットして、垂直パイプは斜め2方向に伸ばしています。
ばらせるように作る場合は、接着する部分と都度はめ込むだけで接着しない部分を分けて考えておく必要があります。
全体的に垂直パイプにはジョイントを接着していません。
ただし、垂直パイプの下部にはアジャスター(EF-1200S)を接着しています。これを付けておくと後から微妙な高さの調整ができるので便利です。
イレクター パイプ アジャスター 1個入れ EF-1200S S BLを楽天で探す
三列目フレームに関しては前後方向のパイプにジョイントを接着しています。
後側は2方向のJ-5ジョイントまたは3方向のJ-4ジョイント
前側は二列目フレームとつなげることと左右方向のパイプを支えるために4方向のJ-125Aジョイント、または5方向のJ-15Bジョイントを接着しています。
左右方向のパイプは前後間に複数個あった方が安定します。
J-59Cジョイントを左右方向のパイプに接着しておいて、組み立てる時に上からはめ込むと簡単です。
※図の緑の部分はこのタイプのジョイントを利用しています
3列目の右側フレームを実際に組んだ写真です。
続いて、3列目の左側フレームを組んだところ。
ちなみに右側フレームの下に斜めに見えているパイプは、フレームがハの字に広がってひしゃげてしまうことを防止するための支え棒です。本来は組み立てるときにパイプとジョイントをちゃんと接着しておけばこんなものは不要ですが、一部接着し忘れていたのを旅行前に急いでなんとかしようと思って組んだままの状態でとりあえず支え棒を入れたためにこんな状態です。いい加減に直したい。
さらに二列目部分を組み合わせた全体像です。
分かれる部分が見やすいようにベッドマット部分も透過イラストを入れてもらっています。(マットについては次回、説明をします。)
2列目の右側フレームを組んだところ。
続いて、2列目の左側フレームを組んだところ。
これで土台は完成です!
写真を見てもらえればだいたいわかります、、、かね?
ちなみにパイプや結合部品の色がバラバラなのは家にあるこれまでに作ったものの余ったものを流用しているからです。同色で揃えればスッキリした見た目になると思います。
それとバラバラにする前提で作った場合は、ばらした後に部品が混ざるとたいへん面倒なことになります。マスキングテープやシールで色分けしておくと管理が楽になるのでオススメです。
次回はベッドマットの作り方です!
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